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日本の情報機関について【基本の解説】

こんにちは、みっちゃんです。

みっちゃん

今回は日本の情報機関について話していきたいと思います。

なんかカッコいいね

ケロくん

日本の情報機関について

国の情報機関というと、アメリカのCIA、イギリスのMI6、ロシアのFSB(旧ソ連のKGBが母体)などが有名です。

情報機関は、国家の安全保障の観点から情報(インテリジェンス)を収集・分析し、政府首脳に報告する政府機関です。

諜報(ちょうぼう)機関とも呼ばれます。

その一方で、日本の情報機関とは?と質問されると案外と回答できる方は少ないかもしれません。読者の皆さまはいかがでしょうか?

日本の情報機関として、主に次の3つがあげられます。

  • 内閣情報調査室
  • 公安警察
  • 公安調査庁

この記事では、

  • 情報機関とはどういう機関のこと?
  • 日本の情報機関にはどのような機関があるか?
  • 日本の情報機関の課題は?

この3つについて解説いたします。

なお、日本の情報機関は、重複した活動を行っていたりすることで、情報機関の間でライバル感情や争いが垣間見られます。

日本はこの点を重要な課題と受け止め、国家として統制・改善を図っていく必要があります。

現在、国家的な犯罪行為の手法が日増しに高度化してきています。

本記事で日本の情報機関の基本的な内容について、ご理解いただくことで、今後の社会動向についての洞察力を深めるきっかけになっていただければ幸いです。

情報機関とは?

情報機関とは

国家の安全保障の観点から情報(インテリジェンス)を収集・分析し、政府首脳に報告する政府機関です。諜報(ちょうほう)機関とも呼ばれます。

情報収集の一環として諜報活動を行いますが、国によってその任務や組織はさまざまです。

国家の安全保障において情報機関の活動は非常に重要な任務です。特に敵対している国の情報収集・分析は時に自国の命運がかけるほどの重責を伴います。

国家のレベルの諜報活動のため、いわゆるスパイ活動を含め、極めて高度で且つ特別な能力が必要です。

そのため、情報機関の職員および幹部は、相応の知能や技能、そして業務に関わる経験を有する人材が適任者と言えます。

情報機関は諜報活動により収集した情報を分析して、政府首脳・外務省・国防省などに報告を上げます。また、必要に応じて情報操作や軍事支援も行います。 

なお、上述しました、情報(インテリジェンス)、この「インテリジェンス」という言葉の意味は次の通りです。

インテリジェンスとは?

  • 相手国の秘密や将来の事項について、断片的なデータを集め、それらを集約、分析することによって作られる情報であり、政策決定者や軍人の判断に寄与するような情報です。そのような基本的な意味からさらに拡大して、「秘密情報」、(インテリジェンスを扱う)「情報組織」、「情報活動」を含んで解釈されることもあります。
  • 外国政府、もしくはその一部、あるいは外国の組織や人物の能力、意図、活動に関する情報を意味します。

 

日本の情報機関 どのような機関があるのかだろうか?

日本の情報機関として、主に次の3つがあげられます。

  • 内閣情報調査室
  • 公安警察
  • 公安調査庁

それぞれの機関について、どのような機関なのか、概要レベルで説明いたします。

内閣情報調査室

内閣(内閣総理大臣と国務大臣で組織)に置かれる「内閣官房」は、内閣の補助機関であるとともに、内閣の首長たる内閣総理大臣を直接に補佐・支援する機関です。

内閣官房の職務のうち、内閣情報調査室は「内閣の重要政策に関する情報の収集及び調査、その他の調査に関する事務」を担当しています。

近年において、国内外情勢は一段と複雑かつ難解なものとなっており、このような状況に対して国家が機敏に、そして柔軟に対応するため、内閣情報調査室が収集、分析した「情報(インテリジェンス)」は内閣情報官を通じて、総理をはじめとする官邸幹部や国家安全保障会議(NSC)等の「政策部門」へ提供されています。

内閣情報調査室について、もっと詳しく知りたい人は下記の記事が参考になります。

>>国家情報調査室について【基本の解説】

公安警察

日本における公安警察とは警察庁と都道府県警察の公安部門を指す俗称で、正式には警備警察(日本の警察において警察庁警備局を頂点とした、公共の安全と秩序の維持を目的とする部門の総称のこと)の一部門です。

ドラマなどで「公安」という職業を聞いたことがある方も多いでしょう。通称「公安」と略されるのは「公安警察」のことです。

警察と公安、というふうに分けて呼ばれることがありますが、公安も警察の一部です。

公安警察は、警察の組織の中で、暴力主義的な破壊活動や国益侵害になるような行為を取り締まります。

具体的には、公安警察の仕事内容は次の通りです。

公安警察の仕事内容

   上述の通り、公安警察が担当するのは、暴力主義的な破壊活動や国益侵害になるような行為についての捜査や取り締まりを行います。

わかりやすく言うと、テロ、政治犯罪、学生運動、外国による対日工作など、日本全体の治安や国家体制に影響を及ぼす可能性のある事案を担当します。

そのため、公安警察は他の警察部門と比較すると、更に極秘にあたる情報を取り扱うことが多い部門です。

また、公安警察の捜査では、「秘聴」、「秘撮」、「追尾」などの独特な捜査手法がとられています。

このように、公安警察は、一般的な警察と比べると、スパイのような性質を持っているのです。

公安警察について、もっと詳しく知りたい人は下記の記事が参考になります。

>>【基本の解説】公安警察について

公安調査庁

公安調査庁は、日本の行政機関のひとつです。

破壊活動防止法、団体規制法などに基づいて、公共の安全の確保を図ることを目的として設置された法務省の外局です

公安調査庁は、破壊活動防止法、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律に基づき、テロ等の暴力で政治的目的を達成しようとする団体を調査し、必要に応じて規制手続きを行うほか、規制が認められた団体に対する規制措置を講じます。

さらに、調査において収集・分析した我が国の公共の安全に影響を及ぼす国内外の諸情勢に関する情報(インテリジェンス)を政府首脳や関係機関に提供します。その情報は、政府の政策決定に活かされます。

公安調査庁は、公共の安全の確保を任務としており、破壊活動防止法や無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律に基づき、その団体に対する観察処分を適正かつ厳格に実施します。

また、国際テロや周辺国の情勢、国内諸団体の動向等、我が国の公共の安全に影響を及ぼし得る国内外の諸動向について情報を収集・分析し、政府の政策決定に貢献しています。

日本の情報機関の課題

内閣情報調査室と公安警察、公安調査庁は、それぞれの機関に国内外のスパイ活動を担当する部署があるため、活動の領域が「競合」します。日本の3つの情報機関は、まさに三つ巴でスパイ活動を展開しているのです。

そのため、内閣情報調査室のスパイ活動の現場では、時に公安警察官や公安調査官との激しい衝突が繰り広げられています。これらの衝突はインテリジェンス活動の質や業務スピードに悪影響をおよぼします。

欧米など他国の情報機関の連携を参考にしつつ、日本は情報機関の連携のあり方を改善していく必要があります。

まとめ

情報機関は、国家の安全保障の観点から情報(インテリジェンス)を収集・分析し、政府首脳に報告する政府機関です。諜報(ちょうぼう)機関とも呼ばれます。

日本の情報機関として、主に次の3つがあげられます。

ポイント

  • 内閣情報調査室
  • 公安警察
  • 公安調査庁

なお、この記事では、上記の情報機関についてそれぞれ概要レベルで解説をしました。

それぞれの情報機関のより詳細についてご興味のある方向けに、それぞれの情報機関を解説した記事を執筆する予定です(記事を執筆、掲載する時期は検討中です)。

日本の情報機関は、重複した活動を行っていたりすることで、情報機関の間でライバル感情や争いが垣間見られます。日本はこの点を重要な課題と受け止め、国家として統制・改善を図っていく必要があります。

近年のITなどテクノロジーの急激な進歩等によって、国家間の関係は協調と対立が複雑に絡み合っています。今後、ますます、日本を含めて世界各国において情報機関によるインテリジェンス活動の重要は増していくと推察されます。

本記事を最後までお読みになっていただき、誠にありがとうございました。

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